暮らしワークスタイル集中術
朝の静けさで整える、開発者のルーティン
鈴木 アート🗓 2024年11月2日
静かな時間は、1日の設計図を書くための余白。デバイスよりも先に、呼吸を整える。
京都の町家は、朝がいちばん静かだ。鴨川沿いを歩いて戻り、まだ冷たい木の床を踏むと、今日の作業が少しだけ楽しみになる。
最初の10分はデスクを整える。前夜に残したメモを見返し、紙の付箋を2枚だけ残して他は引き出しにしまう。視界をすっきりさせることで、頭の雑音も減る。
Test title
次に、呼吸を数える。4秒吸って、6秒吐く。これを3セット。短い瞑想のようなものだけれど、集中スイッチが入るのを感じる。
最後は、コードを書かない時間をつくる。RSSで新しい記事を1本、手帳にアイデアを1行。手を動かすことで、温まった思考をそのままキーボードへ繋げられる。
静けさは贅沢ではなく習慣だと気づいた。忙しい日ほど、朝の儀式を短くしてでも続ける。余白を作ることが、午後の集中を守ってくれるからだ。